重力と戦い続ける男 ウェイトリフティング 山城聖也選手

自分の体重の2倍以上の重さを
一瞬にして頭上まで持ち上げるウェイトリフティング

1920年のアントワープ五輪(ベルギー)から
オリンピックの正式種目として競技が行われてきたウェイトリフティングは、
「沖縄のお家芸」とも言われ、これまでにトップ選手を何名も輩出しています。

沖縄スポーツマネジメントに所属している
山城聖也選手もその一人。
プロフィールはこちら

今回は、山城聖也選手について、紹介していきます♪

重力と戦う男山城聖也

ウェイトリフティングとの出会い

山城選手は、地元・糸満高校に進学したとき、
ウェイトリフティング部の顧問の先生に誘われて出た大会で、
競技の魅力を知り、夢中になりました!

それまでは、身体を動かすことが好きで
いろいろなスポーツを行ってきましたが、
“自分の体格では不利な競技が多い”
と感じることも多かったそうです。

しかし、
ウェイトリフティングの特徴の一つでもある、「階級別」では、
自分の体格が有利になる階級があることを知り、自信に変わっていったといいます。

競技を始めて、わずか2年で
「美ら島沖縄総体」で2位、その年に行われた国体では優勝するほど
実力をつけていきました。

法政大学にスポーツ推薦で入学し、大学でも活躍。

大学卒業後の今でも、
ウェイトリフティングの選手として活動しながら、
アスリートを育てるトレーナーとしてスポーツに携わっています。

トレーナーの道へ

卒業後、沖縄に戻った山城選手は、
一度就職をするも、
スポーツに関わりたい
という思いから退職し、
1年間専門学校でトレーナーの資格を取るために勉強をしました。

トレーナーになる道を選んだのにも
ウェイトリフティングが関わっていました。

ウェイトリフティングの動作は、
近年、トップアスリートがトレーニングに導入するなど
注目され始めています。

元々、ウェイトリフティング競技は
スポーツに必要な「スピード」や「パワー」、「バランス」などの
基本的な要素のすべてが必要な競技です。

そのため、ウェイトリフティング選手は
高いジャンプ力を持っていたり、走るのが速かったりするのです。

そのウェイトリフティングの特性を
トレーニングに取り入れ、
基礎体力を鍛えるという視点をもったアスリートが多く、
そのアスリートにトレーニングの正しい基礎を伝えたいという想いから
トレーナーとして活動したいと思うようになったといいます。

山城選手は現在、那覇市のパーソナルジム
レキオコンディショニングラボ
トレーナーとして活動しています。

現役選手兼トレーナー山城聖也

一般の方へのトレーニング指導を行いながら、
アマチュアアスリートや、ジュニアアスリートへの指導にも力を入れています。

特にジュニアアスリートには、
正しいトレーニングの方法を伝えることで
競技の上達にもつながることを伝えています。

コロナ禍で、なかなか県内外でのセミナーを開くことができませんが、
オンラインやSNSを通して、
できるだけ正しい情報を伝え、
そして、ウェイトリフティングにも興味を持ってもらえるように
今後も活動を続けていきます!

沖縄スポーツマネジメントでも、
山城選手の活動を、全面的にバックアップしていきます!

応援よろしくお願いします!

この記事を書いた人

仲本 百合香

モデル/タレント

FECオフィス所属。
モデル・タレント・ラジオパーソナリティー。
毎週月曜日FMとよみ『FECやいびんどー!』担当。
スポーツが大好きで、沖縄スポーツマネジメント
公式ブログの更新を担当している。

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