沖縄で2回目の開催となるRIZIN.36
地元沖縄出身の選手も多く出場する今大会に、出場する宮城寛克選手に
試合に向けた意気込みを伺いました。
もう一度呼んでもらえた。それがとにかく嬉しい
昨年11月に初開催となったRIZIN。
その大舞台で、圧倒的な強さを見せてTKO勝利をおさめた宮城選手。
2回目となる今大会にもお声がかかりました。
試合の出場を決めた心境を伺うと
「嬉しい。その一言です」と、
シンプルながらも、試合出場へのワクワクがあふれ出ている様子で答えてくれました。
「毎日寝る前、起きたとき、ずっと良い緊張感を持てている」
と、RIZIN参戦に向けて、コンディションの調整も順調に行えているようです。
前回大会でもセコンドとして宮城選手をサポートした中村選手も、
「これまでの試合の中でも最高なくらい、今回のコンディションは良いと思う」
と、宮城選手のコンディションの良さを感じているそうです。
やっぱり得意の蹴りで倒したい
僕の強みは、蹴りですね。
自信を持って言えるのは、キックの威力は全国でもトップレベルだからです。
前回のRIZINでも、破壊力抜群の蹴りで相手をリングに沈めました。
セコンドの中村選手も
「蹴りで相手を倒してほしい」
と言うほど、その実力を評価しています。
それでも、蹴りだけで勝ち上がっていけるほど
キックボクシングの試合は簡単ではありません。
「キックに加えて、パンチのレベルも上げてきた」
と、攻撃の引き出しを増やしてきた宮城選手。
琉球鉄拳として名をとどろかせた中村選手からレクチャーを受け、
パンチでもしっかりと攻めきる力を付けてきました。
「パンチでもガンガン攻めていきたい。でもやっぱり僕は、最後は蹴りですね」
パンチのレベルが上がったことで、得意の蹴りをより活かすことができる。
明らかに、前回大会よりも格段にレベルアップした姿を見ることができるでしょう。
地元開催で届けたい。格闘技の魅力
これまでも県外での試合を中心に活動の場を広げている宮城選手。
やはり、地元沖縄での試合は一段と気持ちが入ります。
「普段県外の試合に来られない家族や友達、沖縄に住んでいる人たちに
自分の試合を観てもらえるっていうのは、やっぱり気持ちいいし、嬉しい。」
ここまで夢中になった格闘技。
宮城選手はその魅力を、もっと多くの人に伝えたいという想いも持っています。
「やっぱり、格闘技は生で見てほしい。テレビで観戦するよりも、
選手個人の気迫や感情を感じることができるし、パンチやキックの音も、
ものすごく迫力がある。その迫力を、リアルで感じたときに、
絶対格闘技に夢中になると思う。」
沖縄でキックボクシングの魅力を伝える、その先頭に立って、RIZINに参戦する宮城選手。
試合は7月2日(土)の第二試合目。
吉野友規選手と対戦します。
宮城寛克選手の
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